「トレーディング用の端末って何台も持ってるの?」「モニターいくつ使ってる?」
専業トレーダーを名乗っているせいか、トレーディング環境のことをよく質問されます。
残念ながら私はパソコンつよつよというわけではなく、答えると少しがっかりされることにも慣れてしまいました。
この記事ではそんな専業トレーダーが使っているトレーディング環境(主にパソコン)について語っていきましょう。
結論:パソコンは複数台持っており使い分けている
まず、私はプライベートの分も含めて3台のパソコンを使い分けています。
裁量でトレーディングする際のメイン端末、自動取引を行うように別で用意しているサブ端末、情報収集やプライベートに使用する一般PCとしています。
トレーダーというと多くのディスプレイにチャートを並べているような「トレーダーらしい格好いい」イメージがあると思いますが、私が使っているのはパソコンにもともとついてるモニターだけ、常に監視する情報も絞って見るようにしています。
このように言うと、「なんかトレーダーとして想像しているのと違う」とか少しガッカリされることもあるんですけどね。私がもっとパソコンつよつよだったら違ったかもしれません。
ここからは実際に私が使っている端末を紹介していきます。
使っているパソコンの紹介
iMac

メインで使っているのがこの「iMac」です。
ディスプレイサイズは27ンチで部屋の中では存在感がありますが、多くのトレーダーは21.5インチモニターを4〜8個並べていることを考えれば、一度に表示する情報量はかなり限られます。私の場合、チャートを2〜3個並べながら注文をかけています。
私はパソコンには詳しくないApple信者なので、基本的にAmazonにあるものの中からスペックが高い物を選んで買ってます。Apple Storeであればもっと高いスペックの端末をカスタムできるようですが、私はそこまでのものは必要でないので。
おしゃれなデザインで動作がもたつくこともないので、ここ10年くらいメイン端末はずっとAppleです。
MacBook Pro

サブで使っているのがこの「MacBook Pro」です。
基本的にはAPIを使った自動取引に使っている端末です。最近のパソコンのスペックであればメイン端末と統合しても良いのかもしれませんが、予備端末として2台目は持っておきたいところ。専業トレーダーがトレードできなくなったら死活問題です。
こちらもAmazonにあるものの中からスペックが高い物を選んで買ってます。
ちなみにAPI操作には「Python」というプログラミング言語を使っており、環境を作り直すときはいつも苦労しています。
DELL

情報収集やプライベートで使っているのがこの「DELL Inspiron」です。
今ではMac OS Xに対応しているソフトやサービスがかなり増えてきましたが、それでもWindowsにしか対応していないものもあります。そんな時にはやはりWindowsも一台は持っておきたいですね。
少し前までHP(Hewlett-Packard)の端末を使っていましたが、買い替え時にデザインがユニークなものを選びました。
パソコンに詳しい方なら「Windowsなら組み立ての方がいいよ!」とか色々あると思いますので、お好きなものを選ぶのが良いと思います。
おまけ:iPad

ゴロゴロしながらマーケットの情報収集するときには「iPad」を使っています。
私が普段トレードを行うのは1日3時間程度ですが、マーケットの情報収集や研究は日夜欠かさず行っており、トレードしている時間よりはるかに長いです。
ごろごろしながら情報収集して、役に立ちそうな情報はBluetoothでメイン端末に送るなど、割と上手く使いこなしている(?)気がしています。
まとめ
ここでは専業トレーダーの私が実際に使っているパソコンを紹介してきました。
パソコンに強い他の専業トレーダーのように環境にこだわるという方もいるでしょうし、私のようにそんなにパソコンに強くない方に対しても、いくつかパソコンを使い分けることをお勧めします。
みなさんの快適なトレーディング環境の整備に少しでも役に立つと幸いです。