「自前のシステムトレード環境を一から準備するにはどうやるんだろう・・・?」
そう考えている方は多いと思います。
ここでは実際にPythonを使ってAPIで自動売買の仕組みを作成していきましょう。
様々な方法が考えられますが、この記事ではパソコンにそれほど詳しくない私が自動売買するために行っていることを紹介していきます。
実際にAPIを使って自動売買するプログラムを作ろう
これまで数回に分けて自動売買するための準備を紹介してきました。



ここでは実際にFXと暗号資産(仮想通貨)を対象にして自動売買するプログラムを作ってみましょう。
Pythonで自動売買をしてみよう
FXの場合

まずはFXの方から紹介していきます。
FXで独自のロジックで自動売買を行えるのはAPIが提供されている特定の業者のみです。いくつかの業者の中から比較的メジャーなOANDA Japanという国内FX業者を使ってサンプルを作っていきましょう。
FXの自動売買の詳細については私から紹介してもよいのですが、ここではひとつUdemyの講座を紹介しておきましょう。

Udemyでは様々な講座を開いており、Pythonに関する講座も多数用意されています。この「FXのシストレFintechアプリの開発」もそのひとつであり、FXの自動売買に持って来いの講座です。
Pythonを使って自動売買の仕組みを作りたい方はぜひチェックしてみることをおすすめします。
なお、Pythonで自動売買ができるOANDA Japanについてはこちらの記事で紹介しています。

暗号資産(仮想通貨)の場合

今度は暗号資産(仮想通貨)の場合を見てみましょう。
その詳細なプログラムはこちらの記事で紹介されています。
上の記事で役に立つのはPrivate APIを簡単に使えるようになる「Coincheckクラス」の記述にあります。これにより
coincheck.post(path, params)
という記述を使うだけで、適当なpath(URL)とparams(注文に必要なパラメータ)を設定して実行すれば、Coincheckにおいて売買の注文を入れることができるようになります。
CoincheckのAPIを使う前には、事前にApi Libraryのインストールが必要なので忘れないようにしてきおきましょう。
pip install coincheck
Bitcoinを手数料無料で取引できるCoincheckについてはこちらの記事で紹介しています。

まとめ
この記事では自動売買プログラムの成果物として実際に使える自動売買のプログラムを紹介しました。あまり詳しくない方でもUdemyの講座やサンプルのコードを活用することで、一連の売買取引を自動で行うことができるようになります。
自動売買の仕組みを活用することで、ぜひトレーダーへの一歩を踏み出してみてください。