FXの自動売買をしたいと考えているのであれば「トラリピ」を検討している方が多いでしょう。
筆者も自動売買はトラリピで運用しています。
裁量トレードでは取引の上手さが収益に直結し、中には爆損している方もいるかもしれません。一方、自動売買は初心者でも手軽にトレードでき、勝ちを再現しやすいので、いきなり大きなポジションをとるよりもコツコツ自動売買をおすすめしたいですね。
この記事では、FXの自動売買を愛好している私がトラリピをおすすめする理由を紹介してみます。運用するか迷っている方は参考にしてみてください。
トラリピを運用する理由①:設定がとにかく簡単で、初心者も手軽に自動売買できる

トラリピの設定は、最初にレンジ幅を決めて、その中に何本の設定を仕掛けるかを入力することで自動で注文していきます。
利益は値幅か金額かで指定できるので、お好みで選ぶとよいでしょう。
注文金額・トラップ本数の設定を変えれば証拠金の調整もカンタンで、比較的初心者の方もわかりやすく設定できますね。
トラリピの画面に慣れてきたら「追加設定」から、決済タイミングを調整できるトレール機能や、ストップロスを入れることもできます。
運用を開始してからでも設定の微調整は可能。まずは運用してみて、試行錯誤を繰り返してみてくださいね。
おすすめの通貨ペアは?
私の一番のおすすめの通貨ペアは、レンジが狭い中で適度に動く豪ドル/NZドルです。
でも、そう言われても取引本数や利益幅をどのように設定すべきか、正直わからないですよね?
トラリピではおすすめのトレードストラテジーを「トラリピ戦略リスト」として公開しています。戦略リストはプロのアナリストが考え抜いて作られており、ストラテジーの内容はもちろん、過去のパフォーマンスやリスクを公開してくれています。設定も好みの戦略を選ぶだけで全く同じものを設定できるため、とってもカンタンですね。
トラリピを運用する理由②:画面が見やすく、リスク管理しやすい

トラリピの1番のメリットはリスク管理しやすいという点だと思います。
証拠金取引であるFXは、うっかり証拠金が不足してしまうと思わぬところで自動的にロスカットされます。そうならないためにも、自動売買では最悪のケースを想定しておくことが重要です。
トラリピでは、例えば米ドル/円がいくらまで下落したらロスカットされてしまうのか?というのも一目瞭然。
安全マージンを十分にとって自動売買しておけるというのは、すごく安心です。
証拠金維持率は1,000%としておきたい
自動売買する上ではマメにポジションを見ることはあまりないでしょう。もっとも恐れるべきなのはいつのまにかロスカットされてしまうという事態です。いろいろな考え方があるとは思いますが、筆者は証拠金維持率を少なくても300%以上、できれば設定時点で1,000%とするのが理想的だと思っています。
将来どのような下落が起きるのかはまったく予想できないですが、普段1,000%程度で運用していればリーマンショックやコロナショック級の大暴落が起きたとしても慌てなくて大丈夫なはずです。
いつ何が起きても慌てないように、証拠金だけは余裕を持っておきましょう。
トラリピを運用する理由③:少額から運用できる

数あるFX会社の中でもトラリピは最低取引単位が小さい方です、例えば米ドル円のペアでは、多くの大手FX会社で最低取引単位が10,000通貨であるのに対して、トラリピでは1,000通貨単位から取引できるというのは取引の手軽さの面で大きなメリットです。
ただし、正直スプレッドやスワップポイントで見ると、トラリピは通常のFXトレードよりも割高感があると感じます。
しかしスプレッドが広いからといって利益が出ないわけではなく、実際にトラリピを運用して筆者も利益を出しています。
業者から見れば、機械的にトレードするためのシステムにもお金がかかりますから、ユーザからコスト分を回収する必要があるというのは仕方のないことでしょう。
他のサービス、例えばトライオートFXと比較してみれば、トラリピは取引手数料が無料ですから、一概に割高というわけではありません。少額ロットでの注文であればかなり大きなメリットがありますので、ぜひ活用していきたいところです。

トラリピではいくらから始めればいいのか?
トラリピでは少額から運用でき、始めるだけであれば10万円程度あれば1通貨ペアで20本程度の取引を設定できます。
本気で運用するならFXであっても数百万円は必要だと考えていますが、それなりにしっかり取り組み長期で稼ぎたいのであれば30万円、できれば100万円あるとよいと思います。
トラリピ戦略リストでも証拠金は100万円が推奨されています。本気で始めるなら、まずはこれくらい用意した方が安全です。
ポジションを取りづらい時こそ、自動売買で機械的に運用したい

コロナショック以降、株価が大きく動いてきましたが、各国の金融政策もあり為替の市況はかなり変わってきました。
金融政策に踊らされる相場であり、積極的なポジションを持ちにくいですが、こんな時こそ自動売買で小さい値幅をしっかり刈り取るチャンスですから、着実に利益を狙っていきたいところです。
買いづらい時こそトラリピの自動売買でチャンスを逃さないようにしていきましょう。
自動売買はコツコツ長期運用するのにもぴったりですから、ぜひ使いこなしてくださいね。
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