マネックス証券傘下の仮想通貨取引所/販売所であるCoincheck(コインチェック)が米国においてDe-SPAC上場を目指すことを発表しました。
しかし、Coincheckへの評価は厳しく、国内の利用者からは評判がイマイチなようです。
この記事では、そんなCoincheckを救いたいということで、Coincheckについて語ってみます。
Coincheckの利用者からの評判はイマイチ?
Coincheckは利用者からの評判がイマイチなようです。
- ハッキングで多額の仮想通貨が流出したことがある
- 販売所のスプレッドが広すぎて、往復で実質10%の手数料がかかる
- コンビニ入金・クイック入金も手数料が高い
どれも的を得ているというか、ごもっともな指摘であり、これらの点については救いようがない気もします。
なので、今回は逆にメリットを紹介することでCoincheckを救ってみたいと思います。
Coincheckを救うためのポイント
現在はコールドウォレット管理が徹底されている
過去に多額の仮想通貨を流出させ、その大半が裏社会に流れたと言われているCoincheck。当時は技術的な問題でホットウォレットに仮想通貨を保管していました。
現在では技術的な問題を克服し、コールドウォレット管理が徹底されています。
このように書くとメリットのようにも見えますが、コールドウォレット管理は取引所/販売所では当然行うべきセキュリティ対策であり、できていなければ減点ということです。
なので、コールドウォレット管理の徹底はCoincheckを救ったことにはならないですね。
取引所なら売買手数料が無料
Coincheckでは販売所のスプレッドが手数料として徴収されます。このレートが馬鹿にならず、往復で10%にも達します。
一方、取引所では売買に伴う手数料はメイカー・テイカーともに無料です。
つまり、Coincheckを使うなら、販売所を一切使わず、取引所だけを使えば良いのです。
売買手数料無料というのは、botにはかなり優しいと思います。
botを使ったトレードでは売買回数が非常に多くなりがちで、他の取引所のようにテイカー手数料がかかるとかなり痛手になります。
テイカー手数料が無料な取引所の中では流動性が比較的大きいため、Coincheckは悪くない選択肢になると思います。
なおCoincheckではレバレッジ取引やショート(空売り)ができず、現物ロングのみとなります。まぁそれならGMOコインのレバレッジ取引であればメイカー・テイカーいずれも手数料かからないので、GMOコインでよいのでは?という気もするのですが。
一応、レバレッジ取引ではポジションを複数日持ち続けると建玉手数料がかかるため、心配であれば、現物ロングのbotトレードをCoincheckで行うというのは、良い選択肢だと思います。
まとめ
この記事では米国に上場するCoincheckを救いたいということでメリットを紹介してみました。Coincheckを救うには力及ばず、という感じですが、Coincheckが決して悪い選択肢でないことはわかっていただけたかと思います。
まだ口座を持っていない方は、これを機に口座開設してみてはいかがでしょうか?